神社の御朱印の特徴やいただく手順を解説

神社の御朱印について

特徴について

同じ「御朱印」といっても、神社とお寺では少し違います。

一般的に神社の場合はシンプルです。中央に押される神社名の印には、円形や四角形があり、その上に重ねて神社名が墨書されることもあります。

この他に、社紋や神紋が押される場合もあります。社紋とは、神社の家紋にあたるものです。

また、右上に「奉拝」「参拝」などの文字、左下におまいりした日付が入るところはお寺とほぼ同じで、御朱印の基本スタイルです。

神社の御朱印の特徴

参拝のマナーといただく手順について

1.鳥居をくぐって神域に入る

近道がある場合でも、きちんと鳥居の下をくぐってご神域へ入ります。

鳥居の前では一礼をします。

参道の中央は神様の通り道ですので、参拝者は左右どちらかに寄って歩きます。

2.手水舎(ちょうずや)で身を清める

神様の前へ出る前に、身の穢れを清めます。

沐浴など「禊(みそぎ)」の儀式を簡略化したのが、手水舎での手順です。

手水舎での手順

左手を洗います

右手を洗います

左手で水を受け、口をすすぎます

もう一度左手を洗います

残った水を柄杓の柄に流して清めます

手水舎での手順

3.拝殿で神様と対話する

拝殿に鈴があれば静かに1回鳴らし、お賽銭を収めてから二拝二拍手一拝をします。お賽銭は遠くから投げないようにします。

願い事がある場合には二拍手のあと、心の中で述べ、最後に深々と頭を下げましょう。

混んでいる場合は、正面で一礼後、脇に寄って祈ります。

二拝二拍手一拝の仕方

お賽銭を収めます

深く2度礼をします

2度手をたたきます

心の中で神様と対話します

最後に深く一礼をします

二拝二拍手一拝の手順

4.社務所で御朱印をいただく

お参りを済ませたら社務所(授与所)を訪ねます。

あらかじめ御朱印帳のカバーなどは外しておきます。

御朱印代はお釣りのないように、小銭を用意しておきましょう。

「御朱印をお願いします」と挨拶し、御朱印帳を開いて手渡します。

書いていただいたあと、御朱印帳を受け取るときはお礼を述べて両手で受け取ってください。その際、自分の御朱印帳かどうか確認するのを忘れずに。

「御朱印案内」より

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